初めましてこんにちわ、かいです。
映画は大好きなのですが、好きすぎてまわりのことを考えずにしゃべりすぎてしまうのが玉にきずです。それでもしゃべりたくてここにおります。どうぞ宜しくお願い致します。
1番好きな映画は何かと聞かれると難しくて、考え込んでしまいます。そこで好きな映画を3つだけ紹介したいと思います。
まず、私の好きな世界観はおそらくSFダークファンタジーです。それで1つあげるとしたら、
「もし活動としての哲学が、考えること自体に対して考えるという批判的作業でないとするなら、今日、哲学とはいったい何であろうか? 別の仕方で考えるということが、いかに、どこまで可能なのかと知る試みに哲学が存立していないとするなら、哲学とはいったい何であろうか?」 ミシェル・フーコー『性の歴史Ⅱ―快楽の活用(原著14-15頁)』
2016年6月5日日曜日
「ズートピア」と男女差別
おもしろい映画でした。この映画は差別とそれによって夢をかなえることが難しいということを動物になぞらえたメッセージのある映画でした。
人によっていろんな捕らえ方ができるとは思いましたが、私は「男女差別」でこの映画を捕らえました。
男は強い動物で、女は弱い動物。うさぎなんて弱い動物が刑事になれるわけがない。そうした偏見や差別(ここでは「うさぎの警察か、かわいいね」という言葉が差別的発言として扱われていた)に負けずに農家から出てきて、警察学校を首席で卒業し、都会で警察として活躍するという話。
ここで思い出したのが、「羊たちの沈黙」のクラリス・スターリング、彼女も田舎から出てきて大学で犯罪心理学成績優秀、逸材の女性捜査官として活躍するが、まわりから浮いた存在として、また男たちにも色目使いで見られる。クラリスもそうした女性差別の中で勝ち抜いてきました。
ただし、ズートピアはそのテーマを差別という自覚のない無意識的な差別や逆差別など、掘り下げていました。
見所は、やはり動物たちの世界となった人間の世界を垣間見るときです。
例えば、裸で原始的な生活を行おうとするナチュラリストたちの世界を動物にすると、人間にとっては服を着ていない動物が当たり前なのですが、このズートピアでは動物は服を着ていることが当たり前になっているので、恥ずかしい行為として映ります。このような相対化がなされているのがおもしろい見所です。
もう1つはシャキーラがガゼルの声優と主題歌を歌っていたところが見所でした。
"Try Everything(あらゆることに挑戦しよう!)"
https://youtu.be/1Ws3GHzG6uw
こちらはシャキーラの代表曲
"Hips dont lie(お尻はうそをつかない!)"
https://youtu.be/DUT5rEU6pqM
人によっていろんな捕らえ方ができるとは思いましたが、私は「男女差別」でこの映画を捕らえました。
男は強い動物で、女は弱い動物。うさぎなんて弱い動物が刑事になれるわけがない。そうした偏見や差別(ここでは「うさぎの警察か、かわいいね」という言葉が差別的発言として扱われていた)に負けずに農家から出てきて、警察学校を首席で卒業し、都会で警察として活躍するという話。
ここで思い出したのが、「羊たちの沈黙」のクラリス・スターリング、彼女も田舎から出てきて大学で犯罪心理学成績優秀、逸材の女性捜査官として活躍するが、まわりから浮いた存在として、また男たちにも色目使いで見られる。クラリスもそうした女性差別の中で勝ち抜いてきました。
ただし、ズートピアはそのテーマを差別という自覚のない無意識的な差別や逆差別など、掘り下げていました。
見所は、やはり動物たちの世界となった人間の世界を垣間見るときです。
例えば、裸で原始的な生活を行おうとするナチュラリストたちの世界を動物にすると、人間にとっては服を着ていない動物が当たり前なのですが、このズートピアでは動物は服を着ていることが当たり前になっているので、恥ずかしい行為として映ります。このような相対化がなされているのがおもしろい見所です。
もう1つはシャキーラがガゼルの声優と主題歌を歌っていたところが見所でした。
"Try Everything(あらゆることに挑戦しよう!)"
https://youtu.be/1Ws3GHzG6uw
こちらはシャキーラの代表曲
"Hips dont lie(お尻はうそをつかない!)"
https://youtu.be/DUT5rEU6pqM
2016年6月2日木曜日
ドイツ人のドイツ映画なのに英語?映画「レッドバロン」
映画「レッドバロン」を見た。第一次世界大戦のドイツ空軍の実在した英雄レッドバロン(本名マンフレート・フォン・リヒトホーフェン)の話だ。
テーマ: なるべく殺さないようにする貴族的騎士道精神による決闘のような戦いから、次々と機械的に殺戮をしていく近代戦への移り変わりを描く。レッドバロンは騎士道精神を有した最後の男として。
このレッドバロンと呼ばれた男は、「紅の豚」のポルコ・ロッソの原型となった人物っぽい。あれはドイツじゃなくてイタリアだけども。
難点:ドイツ映画なのにハリウッドに売り込むためかほとんど英語。飛行機シーンが多いのに、「トップガン」や「スカイクロラ」「紅の豚」に比べると監督の飛行機愛が少ない気がする。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00012/v12392/v1000000000000011411/?list_id=1946145
テーマ: なるべく殺さないようにする貴族的騎士道精神による決闘のような戦いから、次々と機械的に殺戮をしていく近代戦への移り変わりを描く。レッドバロンは騎士道精神を有した最後の男として。
このレッドバロンと呼ばれた男は、「紅の豚」のポルコ・ロッソの原型となった人物っぽい。あれはドイツじゃなくてイタリアだけども。
難点:ドイツ映画なのにハリウッドに売り込むためかほとんど英語。飛行機シーンが多いのに、「トップガン」や「スカイクロラ」「紅の豚」に比べると監督の飛行機愛が少ない気がする。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00012/v12392/v1000000000000011411/?list_id=1946145
2016年5月6日金曜日
カエサルがアレキサンダー大王を羨んだ件について
「有名になりたい、歴史に名を留めたい」男なら皆、そのような夢を持ったことがあるかもしれない。
かのユリウスカエサルは、30歳にして、アレキサンドロス大王の像の前で跪いて「アレキサンドロス大王が世界を征服したのと同じ歳にして、自分がまだ無名でいることを悔しみ、涙していたそうだ。
私自身、もう30に近づいている。私もまた、アレキサンドロス大王の前で涙するのだろうか。
しかし、カエサル、彼は最期にはアレキサンドロス大王よりも名を留めた。カイザー、すなわち皇帝、その名を普通名詞として留めてしまったのだ。
私はこの男の当時の悔しさをバネにする力を見習いたい。
では私は何になりたいのか?
正直なところ未だ定まってはいない。
アダム・トレル氏が日本の映画のレベルが低すぎると言った件について
私は賛成できません。
例えば、黒澤明、小津安二郎、北野武、大島渚、ゴジラ、彼らの名前だけでも世界に通用するのでハイレベルだと思うんですけどね。
なぜレベルが低いと言われるのか考えてみました。
1. 日本のコメディコント調のテンポとかが理解されないところは大きいかもしれません。コメディとサスペンスとドラマを全部入れてしまう映画とか。全くリアルでないシュールギャグをかましたりとか。三谷幸喜とか園子温のテンポとか。私は好きなのですが。
2. 映画なのに制作費を節約しようとする。特にアクションにおいて顕著ですよね。ゴジラとか、図書館戦争とか、よく作られていてもそれがハリウッドと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまう理由なのかも。→これは、日本の映画が日本向けに作られているからなのかもしれない。日本だけでの公開では興行収入見込めず、そのためお金がかけられないのかもしれない。だから、金をかける場合には金をかけた坂口博信の世界初のフル3DCG映画「ファイナルファンタジー」みたく、海外でやる。あれは失敗してたけど。
3. CGが雑でリアルでないのが多すぎる。デスノの死神とかCGが人形じみています。ハリウッドはスクゥービードゥーとかCGキャラの表現豊かな気がします。あるいはアポロ13のロケットのシーンは全てCGだそうですが、全くCGだと気づかない出来になってます。これもお金かけてないからなのかも。いや、押井守の「イノセンス」はいいできだったけど。
4. 日本での黒澤明、小津安二郎、北野武、大島渚の評価が日本の一般人からあんまりなされていない。というか、彼らの映画が一般向けに作られていないからかもしれないが。まあ、それは言い過ぎだが。小津安二郎のは日本人にこそ馴染みやすい映画だし。
5. メッセージ性の問題。日本の映画には、心情表現を用いて家族や愛や人生、死についてメッセージを伝えることに長けている。しかし、うまく伝えられるメッセージ内容は、あまり幅広くない。
ハリウッドであれば、宗教、神、歴史、法、神秘、正義、運命、科学、宇宙人の未知、戦争、国家、差別、ジェンダーなどをするどく伝える映画がある。
これらの内容を伝える映画は日本にももちろんあるが、長けているとは言えない。→観てない映画もあるし偏見入ってるかも。
例えば、黒澤明、小津安二郎、北野武、大島渚、ゴジラ、彼らの名前だけでも世界に通用するのでハイレベルだと思うんですけどね。
なぜレベルが低いと言われるのか考えてみました。
1. 日本のコメディコント調のテンポとかが理解されないところは大きいかもしれません。コメディとサスペンスとドラマを全部入れてしまう映画とか。全くリアルでないシュールギャグをかましたりとか。三谷幸喜とか園子温のテンポとか。私は好きなのですが。
2. 映画なのに制作費を節約しようとする。特にアクションにおいて顕著ですよね。ゴジラとか、図書館戦争とか、よく作られていてもそれがハリウッドと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまう理由なのかも。→これは、日本の映画が日本向けに作られているからなのかもしれない。日本だけでの公開では興行収入見込めず、そのためお金がかけられないのかもしれない。だから、金をかける場合には金をかけた坂口博信の世界初のフル3DCG映画「ファイナルファンタジー」みたく、海外でやる。あれは失敗してたけど。
3. CGが雑でリアルでないのが多すぎる。デスノの死神とかCGが人形じみています。ハリウッドはスクゥービードゥーとかCGキャラの表現豊かな気がします。あるいはアポロ13のロケットのシーンは全てCGだそうですが、全くCGだと気づかない出来になってます。これもお金かけてないからなのかも。いや、押井守の「イノセンス」はいいできだったけど。
4. 日本での黒澤明、小津安二郎、北野武、大島渚の評価が日本の一般人からあんまりなされていない。というか、彼らの映画が一般向けに作られていないからかもしれないが。まあ、それは言い過ぎだが。小津安二郎のは日本人にこそ馴染みやすい映画だし。
5. メッセージ性の問題。日本の映画には、心情表現を用いて家族や愛や人生、死についてメッセージを伝えることに長けている。しかし、うまく伝えられるメッセージ内容は、あまり幅広くない。
ハリウッドであれば、宗教、神、歴史、法、神秘、正義、運命、科学、宇宙人の未知、戦争、国家、差別、ジェンダーなどをするどく伝える映画がある。
これらの内容を伝える映画は日本にももちろんあるが、長けているとは言えない。→観てない映画もあるし偏見入ってるかも。
2016年5月5日木曜日
「エイリアン」の考察
確かに他のを見てしまうと1作目は見劣りします。しかし、あの1作目はホラー映画として作られたからなのです。襲ってくるのがなんなのかわからないから怖い。だから、1作目はパッケージもエイリアンの写真を載せない。
ホラー映画の宿命として、2作目以降はサスペンスかミステリーになるか、怪物を敵にしてアクションにするのがいい方法なのです。
そのままホラー映画でがんばろうとすると「着信アリ」の続編のように失敗します。
2作目エイリアンズは舞台や装備は明らかにベトナム戦争を意識して作られてました。そして、ラスボスとしてのクィーンとの闘いや護るべき少女を出したのが効いてました。クィーンはなんとジェームズキャメロン自身でデザインしたそうです。
タイトルはエイリアン2ではなく、「エイリアンズ」1作目では1匹だったのが、2作目ではたくさん出てくるので複数形となったのです。このエイリアン、エイリアンズという表記は「イットケイムフロムアウタースペース」と「放射能X」という古いSF映画を意識してつけられたらしいです。
エイリアン3は舞台は監獄で、犬の遺伝子をとりこんだエイリアンがすばしこくなっています。そして、少しだけ監獄にいる悪人とエイリアンのどちらが悪かみたいなテーマが入ってきています。ただ、評判はよくありませんでした。僕は好きですが。
エイリアン4はジャンピエールジャネというフランスの監督が撮っており、さらに善と悪の相対化「エイリアンは悪なのか?」というテーマがメインになっており、エンタメ要素がなくなってきてます。それでひょっとするとあんまり楽しめないかもしれません。ちょっと小難しいので。
それを考えるとAVPシリーズは、そういう哲学的な要素はすべて排除され、ほんとにエンタメだけ特化されました。エイリアンシリーズとは世界が違うように設定されています。
リドリースコットの「プロメテウス」という映画は、エイリアン1作目の世界の続編と言われていますが、見るとハテナ続きになります。謎が多すぎる映画でした。次回作に期待。
HRギーガーはすばらしい。
スペインの偉大なシュール映画の監督ホドロフスキーが惑星デューンの映画化のため、画家であるHRギーガーをハリウッドに呼んでいなければ(惑星デューンは映画化失敗したが)、この映画エイリアンは決して作られませんでした。当時、HRギーガーは映画には無関心でしたので。(なんとこの惑星デューンの映画化のさいにしたHRギーガーの宇宙の城のデザインはなんとそのままプロメテウスに使われています!)
さて、HRギーガーがしたエイリアンのデザインですが、元になるモチーフは何でしょう?
エイリアン1作目の革新について
深層1: ゴシックホラーを宇宙に再現した。
エイリアンは明らかにゴシックホラーを基盤としています。宇宙貨物船はドイツのお城をモチーフとし、最後の脱出ポッドは棺桶をモチーフにしています。そして、恐怖に慄かせるのは女性。エイリアンは1作目においては最初は何者なのか全く明かされない。
深層2: 性的なテーマを入れ込んでいる。
実はこのエイリアンのモチーフは男性器である。よだれをだらだら流して黒光りしていて、あの頭は亀頭なのである。そして、アンドロイドはエイリアンを宇宙船に乗せて連れ帰ろうと画策していた。アンドロイドの体液は白い、首がとんだとき射精を連想させるように。
エイリアンとアンドロイドは感情を持たず攻撃的な男性の象徴なのである。
そうして女に喰ってかかり、闘うが、最後には女性側が勝利するという筋書きなのである。
また、エイリアンは腹を食い破って生まれるが、これは妊娠した女性がお腹にいるのは蛇の子で食い破って出てくるのではないかというドイツの古い恐怖譚に基づいている。
そして、エイリアンのパッケージおよびPVの卵ですが、原初的なものを見せることによってある種サブリミナル効果をもたらすと言われています。
深層3: 神秘的で哲学的なテーマが入っている。
プロメテウスは明らかに、創造主に会いに行くというテーマ(これはブレードランナーのときからのリドリースコットの永遠テーマである。)だが、エイリアン1作目にも判りづらいのだが最初から宗教的なテーマが入り込んでいる。
それは完全生物という言葉である。アンドロイドは、エイリアンを純粋に欲求のみに従い生殖し続ける完全生物と表現した。人間は感情と理性の両方を持っているために不完全な生物であると。ちなみにアンドロイドは人間を模して作られているためにより不完全と言えるかもしれない。
プロメテウスはこの観点から何かしら解明できるかもしれない。
ホラー映画の宿命として、2作目以降はサスペンスかミステリーになるか、怪物を敵にしてアクションにするのがいい方法なのです。
そのままホラー映画でがんばろうとすると「着信アリ」の続編のように失敗します。
2作目エイリアンズは舞台や装備は明らかにベトナム戦争を意識して作られてました。そして、ラスボスとしてのクィーンとの闘いや護るべき少女を出したのが効いてました。クィーンはなんとジェームズキャメロン自身でデザインしたそうです。
タイトルはエイリアン2ではなく、「エイリアンズ」1作目では1匹だったのが、2作目ではたくさん出てくるので複数形となったのです。このエイリアン、エイリアンズという表記は「イットケイムフロムアウタースペース」と「放射能X」という古いSF映画を意識してつけられたらしいです。
エイリアン3は舞台は監獄で、犬の遺伝子をとりこんだエイリアンがすばしこくなっています。そして、少しだけ監獄にいる悪人とエイリアンのどちらが悪かみたいなテーマが入ってきています。ただ、評判はよくありませんでした。僕は好きですが。
エイリアン4はジャンピエールジャネというフランスの監督が撮っており、さらに善と悪の相対化「エイリアンは悪なのか?」というテーマがメインになっており、エンタメ要素がなくなってきてます。それでひょっとするとあんまり楽しめないかもしれません。ちょっと小難しいので。
それを考えるとAVPシリーズは、そういう哲学的な要素はすべて排除され、ほんとにエンタメだけ特化されました。エイリアンシリーズとは世界が違うように設定されています。
リドリースコットの「プロメテウス」という映画は、エイリアン1作目の世界の続編と言われていますが、見るとハテナ続きになります。謎が多すぎる映画でした。次回作に期待。
HRギーガーはすばらしい。
スペインの偉大なシュール映画の監督ホドロフスキーが惑星デューンの映画化のため、画家であるHRギーガーをハリウッドに呼んでいなければ(惑星デューンは映画化失敗したが)、この映画エイリアンは決して作られませんでした。当時、HRギーガーは映画には無関心でしたので。(なんとこの惑星デューンの映画化のさいにしたHRギーガーの宇宙の城のデザインはなんとそのままプロメテウスに使われています!)
さて、HRギーガーがしたエイリアンのデザインですが、元になるモチーフは何でしょう?
エイリアン1作目の革新について
深層1: ゴシックホラーを宇宙に再現した。
エイリアンは明らかにゴシックホラーを基盤としています。宇宙貨物船はドイツのお城をモチーフとし、最後の脱出ポッドは棺桶をモチーフにしています。そして、恐怖に慄かせるのは女性。エイリアンは1作目においては最初は何者なのか全く明かされない。
深層2: 性的なテーマを入れ込んでいる。
実はこのエイリアンのモチーフは男性器である。よだれをだらだら流して黒光りしていて、あの頭は亀頭なのである。そして、アンドロイドはエイリアンを宇宙船に乗せて連れ帰ろうと画策していた。アンドロイドの体液は白い、首がとんだとき射精を連想させるように。
エイリアンとアンドロイドは感情を持たず攻撃的な男性の象徴なのである。
そうして女に喰ってかかり、闘うが、最後には女性側が勝利するという筋書きなのである。
また、エイリアンは腹を食い破って生まれるが、これは妊娠した女性がお腹にいるのは蛇の子で食い破って出てくるのではないかというドイツの古い恐怖譚に基づいている。
そして、エイリアンのパッケージおよびPVの卵ですが、原初的なものを見せることによってある種サブリミナル効果をもたらすと言われています。
深層3: 神秘的で哲学的なテーマが入っている。
プロメテウスは明らかに、創造主に会いに行くというテーマ(これはブレードランナーのときからのリドリースコットの永遠テーマである。)だが、エイリアン1作目にも判りづらいのだが最初から宗教的なテーマが入り込んでいる。
それは完全生物という言葉である。アンドロイドは、エイリアンを純粋に欲求のみに従い生殖し続ける完全生物と表現した。人間は感情と理性の両方を持っているために不完全な生物であると。ちなみにアンドロイドは人間を模して作られているためにより不完全と言えるかもしれない。
プロメテウスはこの観点から何かしら解明できるかもしれない。
2016年4月27日水曜日
マジシャン映画の傑作「プレステージ」(後半よりネタバレあり)
オススメのマジシャンもの映画、プレステージ
私の中では、マジシャンものは、プレステージがダントツでナンバーワンのマジシャン映画でした。マジシャンものといえば、単なるトリックの見抜きあいや、科学と魔術の対比に終始するものが多いのですが、それだけでなく、物語構成といい、全体としてのメッセージ性、哲学性といい、申し分ないです。あらすじ:ヒュージャックマン演じる主人公アンジャーはクリスチャンベイル演じるライバル、ボーデンと師匠のもとでマジックの修行をしていた。ある日、マジックの失敗により、ボーデンは、水槽脱出マジックの助手をしていたアンジャーの妻を死なせてしまう。以後、アンジャーはボーデンを憎み、ボーデンの単独マジックを見抜いては邪魔をしたり、同じマジックを行ったりする。邪魔や見抜気合いは互いにやりあい、エスカレートする。しかし、ボーデンが行った瞬間移動マジックのトリックが見抜けず、アンジャーは本物の瞬間移動を成し遂げるために旅に出ます。そして、ついに瞬間移動を科学で成し遂げる実験を行うニコラステラというマッドサイエンティストと出会うのですが‥。
以下、ネタバレあり
「プレステージ」とは何か
私の中では、マジシャンものは、プレステージがダントツでナンバーワンのマジシャン映画でした。マジシャンものといえば、単なるトリックの見抜きあいや、科学と魔術の対比に終始するものが多いのですが、それだけでなく、物語構成といい、全体としてのメッセージ性、哲学性といい、申し分ないです。あらすじ:ヒュージャックマン演じる主人公アンジャーはクリスチャンベイル演じるライバル、ボーデンと師匠のもとでマジックの修行をしていた。ある日、マジックの失敗により、ボーデンは、水槽脱出マジックの助手をしていたアンジャーの妻を死なせてしまう。以後、アンジャーはボーデンを憎み、ボーデンの単独マジックを見抜いては邪魔をしたり、同じマジックを行ったりする。邪魔や見抜気合いは互いにやりあい、エスカレートする。しかし、ボーデンが行った瞬間移動マジックのトリックが見抜けず、アンジャーは本物の瞬間移動を成し遂げるために旅に出ます。そして、ついに瞬間移動を科学で成し遂げる実験を行うニコラステラというマッドサイエンティストと出会うのですが‥。
以下、ネタバレあり
「プレステージ」とは何か
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