2010年10月30日土曜日

さみしさ

夜の都会、栄、

人がたくさんいる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さみしさを感じる

楽しそうにしているグループがたむろっている・・・・・・・・・・・・・さみしさを感じる

楽しそうにカップルが通り過ぎる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さみしさを感じる

無言で黙ったまま疲れたような顔で歩いている人がいる・・・・・さみしさを感じる

誰かを待ち続けている人がいる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さみしさを感じる

急いでいる人がいる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さみしさを感じる

酔っぱらいがふらついている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さみしさを感じる

何かに取りつかれたように電柱をじっと見つめている人がいる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さみしさを感じる

歌を大声で張り上げて歌っている人がいる

ギターを弾いている人がいる

通り過ぎる人がいる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さみしさを感じる

待ち続けていた人が待っていた人にようやく出会えたようだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でもやっぱりさみしさを感じる

なぜさみしいのだろうか?

自分には親友がいないから?

自分には自分を分かってくれる人がいないから?

自分には恋人がいないから?

自分には助けてくれる人がいないから?

違う!!例え、恋人や親友がいなかったとしても、それが理由ではない

100年後には自分は死んでいるかもしれないから?

100年後にはすべて無くなってしまうから?

何億年か後には本当に地球ごとすべて無くなってしまうから?

違う!例えそうであっても、それが理由ではない。

ではなぜ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・

都会全体がさみしさを叫んでいる

それが聞こえてくるのだ

僕の心の奥の方にそれが響いてくるのだ

でも実際は
たぶんただお腹が減っているだけなのさ
だって昼食も食べていないもの