横尾忠則の「連画の川」
ただいま横尾忠則現代美術館にて行われている企画展「連画の河」
美術館の2階から3階までが、全体で横尾忠則の連作「連画の河」が流れている。
美術館の4階には1970年に同級生と一緒に撮られた写真がある。(左に小さく写っているのが若き横尾忠則で、撮ったのが横尾忠則というわけではない。)
この写真が最初の湧き水である。
1994年、横尾忠則は、それを死んだ同級生の白黒の顔とともに絵画にした。(横尾忠則現代美術館の2階の最初の絵)
学芸員によると、同級生たちは戦争で亡くなったという。
そしてこの時点で連画の河はすでに始まっていたともいえる。
2023年くらいから、87才の横尾忠則は、再びその写真を元にした作品を描き始めた。
そして、完成した絵を見て、そこから着想した絵をかき、さらにそのオマージュした絵をさらにオマージュし…このようにして、連画(俳諧を複数人で繋げていく連歌とかけてある)という形で次々と作品ができていく。
「絵は本当にわかりません。絵のほうが僕をどこかに連れていく。僕はただ描かされる。そのうち、こんなん出ましたやんけど、となる」横尾忠則
絵を描いていくというより、次々と生まれていくという感じだ。
それが今回の企画展である。
ただ、展示を見ていく順序がちょっと複雑で、慣れるまではちょっと難しいw
(絵に描かれた日付と、足元に矢印があるのでそれを参考に順路を辿った)
象徴しているものは死が多い。(あとは戦争とか、安倍晋三とか、クラインの壺とか、いろいろなモチーフがある。)
これらすべての絵画には意味が無いようで、意味がある。例えば、この絵の中に書かれた文字Styx とは何か?Styx(ステュクス)は古代ギリシャ神話における冥界の川で、日本でいうところの三途の川なのだ。
RIP
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| 撮影:秋久秀雄 |
さて、RIPという私が参加した団体は、横尾忠則とは関係しているわけではない。もともと、関西の伝説的な劇団 維新派の主催 松本雄吉の死をきっかけに元維新派の山下義彦が中心となって結成した団体である。
RIPといえば本来は”Requiescat In Pace”「安らかに眠れ」を意味するラテン語のイニシャルだ。だが、山下義彦はそれをRe-Incarnation Project (受肉、肉体の復活への企て、輪廻転生プロジェクト)としている。
Re(再び)-In(内へと)carne(肉の)→(受肉)
Pro(前もって)ject(差し込む)→(企てを投げ入れる)
ということなのである。それから、もう10年くらいは活動して今に至る。途中、2017年から私(安部火韻)も参入。
そうして今回、横尾忠則現代美術館とのご縁でパフォーマンスをすることに。
実は2021年にすでにこの美術館でやるはずだったのだが、コロナで断念しており、今回、リベンジを遂げた。復活であるw
今回は、ざっくり言えば、横尾忠則の「連画の河」にちなんで、三途の川を美術館のフロアに作り、死へと至るさまざまな人生の歩みをそこに再現した次第。(とはいえ、主催からの説明はないので、そのように私に見えただけだが)
題して「TAKE ME TO THE RIVER PLAY×PRAY
川へ連れて行ってくれおれを洗い清めてくれ」であった。
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| 撮影:細見大悟 |
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| RIPは毎度、このVexation Soulというバンドの生演奏とともに行われます。 |
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| 撮影:細見大悟 |


























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