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2023年1月30日月曜日

絵と言葉の起源





絵の起源

絵は言葉からでき、絵は文字となった。

絵を描くには必要、

絵をかくための道具、ペンや棒、絵がかかれるものキャンバス、壁などが。

地面に指でかけはよいが、地面も、いつもかけられるような地面とは限らない。

しかし、言葉は、誰でも口があれば話せるし、耳があるから聞ける。絵とちがって、顔を絵の方へ向ける必要もない。

だから、まずは、言葉ができたのだろう。

そのうちに、言葉ではよく表せない名詞を表すために身ぶり手ぶり、そして、絵で表すようにもなったのだろう。

だから、絵は言葉からでき、絵は文字となった。

あれとかこれとか言っていたものも絵で表せば簡単に表せられる。

そのうちに、よくつかわれる絵は簡略化され、文字となった。

逆に、祈祷宗教的な事柄のために描かける絵は、具体的なままだ。

その絵そのものに意味があったからだ。 

Aやあという字には意味がない。

ただの音。

それをくみ合わせることによって意味が生まれる。

漢字は絵と字の中間のような存在である。

言葉→絵→漢字→アルファベットや仮名


もしかしたら、太郎はそれを見抜いていたのかもしれない。

「字は絵だろ」岡本太郎

岡本太郎の絵は漢字から来ているようなものも多い。

(安部火韻、大学時代の手記より)


2022年7月23日土曜日

ダリもゴッホも大好きだった「晩鐘」

 



ダリもゴッホもフランス国民もアメリカのプロテスタントの人々もそして日本人もみんな大好きミレーの「晩鐘」






1枚目はゴッホによる模写。2枚目と3枚目はダリによるオマージュ。


ダリ曰く、この後、この婦人カマキリに、夫は食べられてしまうが、食べられたくないから自分のボッキを帽子で隠しているのだ。


このミレーの「晩鐘」は、後にナポレオン3世が評価した。ナポレオン3世はこれこそが敬虔な市民の姿だと述べて、市民の票を、つまり人気を獲得しようとしたらしい。そのため値が跳ね上がった。


そして、その後に、アメリカのプロテスタントたちがこの絵を自分たちのところで飾りたいと買い付けた。


プロテスタントたちは偶像崇拝禁止のためにキリスト教的なシンボルが作りにくく、この絵がちょうどいいと考えたらしい。

そうして、フランスとアメリカとでせりがあって、どんどん絵の値段は跳ね上がった。

アメリカが買い取ったが、後にフランスの富豪が買い戻したとか。


描いた当の本人には関係がなく、本人としては政治的な利用はしてほしくなかったのだが。


絵は食えぬ、カネが鳴るなり、権力画

2020年8月1日土曜日

錬金術師の夢と、シミュラークルな贋金造り、そしてコロナによる芸術への攻撃

シミュラークルと本質?

贋金造り

金や銀などの貴金属によって硬貨が作られていた時代、贋金作りたちは、様々な手法を用いて、金に似せたものを作ろうとした。

しかし、贋金は似せれば似せるほど本物たりえない。それは贋金を構成している物質が違うからである。

彼らは金や銀に混ぜ物をしたり、別の安価な金属を使って純金や純銀にできる限り似たものを作り出そうとしてきた。

なぜなら、純金や純銀によっては贋金を作ることはできない。純金や純銀そのものがあるなら、贋金を作る必要がないからである。

だから、その末裔は本物の金や銀を作ろうと試みた錬金術師たちである。錬金術師たちはあくまでも「本物の」金や銀に拘っていた。その試みは失敗に終わったのだが。


一方、高利貸しなど金貸業者は、本物のお金を作り出すことに成功した。それも金や銀に全く似せることなく。彼らは人々から金や銀を預かったとき、預かったことを証明する証文を渡した。紙切れ一枚である。

しかし、人々は、この証文を金の代わりに何かを買うときの支払いに使った。なぜなら、その証文をホンモノの金や銀と交換することができるのだから。これがお札の起源である。