絵の起源
絵は言葉からでき、絵は文字となった。
絵を描くには必要、
絵をかくための道具、ペンや棒、絵がかかれるものキャンバス、壁などが。
地面に指でかけはよいが、地面も、いつもかけられるような地面とは限らない。
しかし、言葉は、誰でも口があれば話せるし、耳があるから聞ける。絵とちがって、顔を絵の方へ向ける必要もない。
だから、まずは、言葉ができたのだろう。
そのうちに、言葉ではよく表せない名詞を表すために身ぶり手ぶり、そして、絵で表すようにもなったのだろう。
だから、絵は言葉からでき、絵は文字となった。
あれとかこれとか言っていたものも絵で表せば簡単に表せられる。
そのうちに、よくつかわれる絵は簡略化され、文字となった。
逆に、祈祷宗教的な事柄のために描かける絵は、具体的なままだ。
その絵そのものに意味があったからだ。
Aやあという字には意味がない。
ただの音。
それをくみ合わせることによって意味が生まれる。
漢字は絵と字の中間のような存在である。
言葉→絵→漢字→アルファベットや仮名
もしかしたら、太郎はそれを見抜いていたのかもしれない。
「字は絵だろ」岡本太郎
岡本太郎の絵は漢字から来ているようなものも多い。
(安部火韻、大学時代の手記より)
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