2023年1月30日月曜日

絵と言葉の起源





絵の起源

絵は言葉からでき、絵は文字となった。

絵を描くには必要、

絵をかくための道具、ペンや棒、絵がかかれるものキャンバス、壁などが。

地面に指でかけはよいが、地面も、いつもかけられるような地面とは限らない。

しかし、言葉は、誰でも口があれば話せるし、耳があるから聞ける。絵とちがって、顔を絵の方へ向ける必要もない。

だから、まずは、言葉ができたのだろう。

そのうちに、言葉ではよく表せない名詞を表すために身ぶり手ぶり、そして、絵で表すようにもなったのだろう。

だから、絵は言葉からでき、絵は文字となった。

あれとかこれとか言っていたものも絵で表せば簡単に表せられる。

そのうちに、よくつかわれる絵は簡略化され、文字となった。

逆に、祈祷宗教的な事柄のために描かける絵は、具体的なままだ。

その絵そのものに意味があったからだ。 

Aやあという字には意味がない。

ただの音。

それをくみ合わせることによって意味が生まれる。

漢字は絵と字の中間のような存在である。

言葉→絵→漢字→アルファベットや仮名


もしかしたら、太郎はそれを見抜いていたのかもしれない。

「字は絵だろ」岡本太郎

岡本太郎の絵は漢字から来ているようなものも多い。

(安部火韻、大学時代の手記より)


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