“Wer mit Ungeheuern kämpft, mag zusehn, daß er nicht dabei zum Ungeheuer wird. Und wenn du lange in einen Abgrund blickst, blickt der Abgrund auch in dich hinein.”
「怪物と戦う者は、その際自分が怪物にならぬように気をつけるがいい。 長い間、深淵をのぞきこんでいると、深淵もまた、君をのぞきこむ。」『善悪の彼岸』ニーチェ
ニーチェのこの言葉は、どこかアニメやラノベで使われたのか、なぜか知られている。
この言葉について考えてみようと思う。
これはニーチェ自身の自戒の言葉かもしれないと思う。
ニーチェは既存の道徳がルサンチマン(復讐心)に塗れているものだと指摘した。
しかし、既存道徳の怪物と闘い、糾弾し非難するニーチェ自身がルサンチマンに塗れた怪物だったのだ。
そうならぬよう注意せよということなのだろう。
何かと対立する時には、大抵、自分自身がその何かなのである。
「仏に会っては仏を殺せ」
「では、この中で仏に会ったことあるやつはいるのか?街に出れば仏には会わない。自分自身に出会う。そしたら、自分を殺せ。」岡本太郎
では後半の文章のみに注目するとどうだろう?

