そもそも「この世界が仮想世界である。」とは、どういうことを意味しているのだろうか。
仮想現実とは、「現実のように感じる仮想」、「現実性、現実感、realityを持った仮想」のことを指していると思われる。
仮想とは、実際には存在しない事物・現象を想定(想像)して、仮にあるものとして考えること。つまり、仮想とはsimulation を意味する。(ラテン語でsimulacrum は蜃気楼、像、偶像、幻影、幽霊、空想、模倣などの意味がある。)
他には例えば、仮想敵国は英語で、 hypothetical enemy であるが、 hypotheticalとは hypothere (仮説)
であり、古代ギリシャ語ὑπόθεσιςが語源である。また、仮説という意味の他、前提という意味もある。
仮にその言明を前提にして話を進めるのが仮説である。似ているという意味合いが強いsimulation よりも、 hypothesia の方が仮想の意味により合致しているかもしれない。
しかし、通例では、仮想現実とはバーチャルリアリティ( Virtual readity )の訳語である。 virtual とは元々は仮想という意味ではない。
その語源や意味を調べてみよう。