アカデミックな教養として学ぶのならば、倫理の教科書など教科書的なものを読むのが良いでしょう。
また、倫理の教科書も順に読み進めるのもいいですが、読み飛ばしたり、パラパラめくってみて気になるところだけつまむ読み方というのもありかなと思います。
それで、読んでみて、気になったテーマや哲学者がいたら、その入門書を読む。
注:哲学の本は教科書とか入門とか書いてあっても、教科書でも入門でもない場合があります。
逆に、哲学史を概観するのではなく、実際に哲学的にいろいろなことを考えてみたいという感じであれば、
「翔太と猫のインサイトの夏休み: 哲学的諸問題へのいざない」永井均
「哲学の謎」野矢茂樹
「哲学の道場」中島義道
「哲学の教科書」中島義道
この辺りが私の個人的なおすすめです。
しかし、私に偏った勧めとは関係なく、書店でなんでも手に取って、パラパラめくり、肌に合うようなら、買って損はないかと思います。
興味はあっても、読んでみて、肌に合わないものは買わないでください。
哲学的な肌荒れしますw
(というかたぶん、読まれません)
そして、哲学書の原典を読みながら、哲学的な問題に取り組んでみたいと思われるならば、
初心者向けとしてはデカルトとプラトンをおすすめします。
「方法序説」「省察」デカルト
「ソクラテスの弁明」「饗宴」プラトン
デカルトはカウチに座ってひとりでじっくり考え込むタイプの哲学。
プラトンは、誰かとあって激論を交わしながら、考えていくタイプの哲学。
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