2020年5月7日木曜日

哲学ってなんだろう

哲学というのは、なにかある疑問にたいしてとことん突き詰めて考えてみるということ

それは我流でもありなもんです?

ありです。その我流で書かれたものが人に感化し納得を促すなら歴史に哲学として残っていくのです。

 なんだけども、大雑把に分けると一応、四種類ほどある、永井均という哲学者が言っていたことなんだけどね。


ひとつめは子供の哲学
子供の哲学は存在についての哲学。
今あるさまざまな存在。それについてつきつめて考えたことで、科学が、社会科学が、心理学が、およそあらゆる学問が生まれた。

ふたつめは青年の哲学
青年の哲学は自己について。子供は成長すると周りのものへの興味から自分自身への興味へと移行する。そうして私は何のために生まれてきたのかとかどのように生きるべきかとか人生の意味や目的について考え始めるようになる。道徳とか自己啓発本の類はこれが多い。

みっつめは大人の哲学
大人の哲学は他者についての哲学。自分自身のことは他人との関係と密接であることに気がつき、「私」という視点から「私たち」という視点で物事を考えることができるようになる。
倫理学とか、法学とか、行政論など国や世界の事柄、環境問題なんかも入ってくる。

よっつめは老人の哲学
老人の哲学は反存在の哲学、つまり死について。死ぬということはどういうことなのか。死後の世界はあるのか。どうして突然生まれてまた死ななくてはならないのか。多くの宗教がこれについて答えようとしてきた。

だいたいこんな感じ。
デザインとか、絵画とかは基本的には技術習得の話で哲学には含まれない。
美学は子供の哲学に含まれるけど。

いいや。本当は哲学についてのはっきりした区分だとかは存在しない。僕が他人に説明しやすいように僕自身で考えてみただけだよ。

あなたが哲学したら違った哲学の区分.説明になるのかも。

ありがとうございます。
僕がやっている哲学会は、先人の考えを紹介する感じです。
ですが、先人の思想そのものがとても奇妙でいて天才的でなかなか他の人にはない考え方をしているので、とてもおもしろいですよ。



今年2020年
‪8/22,15:00〜18:00頃にカントの認識論,‬
‪8/23,15:00〜18:00頃にカントの倫理‬

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