2024年12月4日水曜日

映画と悪影響(メモ)

 ジョーカーと事件

ちょっとした系譜がありますね。


1962小説「時計仕掛けのオレンジ」(バージェス)


1971 映画「時計仕掛けのオレンジ」(キューブリック監督)


1971 大統領候補のアラバマ州知事暗殺未遂事件

(事件を起こしたアーサーブレマーは時計仕掛けのオレンジに影響されたと日記に書いている。)


1976 映画「タクシードライバー」(アーサーブレマーの日記に着想を得て作られた映画)


1981 レーガン大統領暗殺未遂事件(タクシードライバーに影響を受けたヒンクリーがタクシードライバーのヒロインのストーカーをした後に、レーガン大統領暗殺未遂事件起こす。)


2019 映画「ジョーカー」(スコセッシとデニーロの映画タクシードライバーとキングオブコメディに多大な影響を受けて作られた映画)


2021 日本では、京王線刺傷事件が起きたが。アメリカはどうか??


ダークナイト三部作は事件につながってますね。


ジョーカーに影響を受けた事件のなかでも特に有名なのが、「オーロラ銃乱射事件」。犯人のジェームズ・ホームズは2012年7月20日、コロラド州のオーロラにあるショッピングモールの映画館で映画『ダークナイト:ライジング』の上映中に銃乱射をしました。


ガスマスクをつけたジェームズ・ホームズは劇場の先頭に立って催涙弾と銃を乱射。結果的に12人が犠牲になり、58人の負傷者が出ています。警察の取り調べに対し、自分をジョーカーだと名乗ったジェームズ・ホームズ。


劇場だけでなく自分の住んでいるアパートにも爆発物を仕掛けており、当時相当パニックになった模様です。ジェームズ・ホームズはこの事件を受けて死刑を求刑されましたが、3,318年の拘禁刑判決を受けています。


ジョーカーにまつわる事件のなかで断トツで有名です。ちなみにこの事件を受けて、2019年映画『ジョーカー』は現場になった映画館で上映されませんでした。

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