2024年5月4日土曜日

人は仮面(ペルソナ)を被らざるを得ない。




 人は仮面を被らざるを得ない。

SNSであれ、リアルであれ

なんであれ、最初は自由に感じる。

私がこうありたいからこうある。

しかし、多くの人と付き合っていくうちに、いつの間にか、ペルソナ(仮面)を被らされている。

女性の前では、男というペルソナ

海外の人たちの前で、日本人というペルソナ

新人の前で、先輩というペルソナ

上司の前で、部下というペルソナ

自分で作り上げたキャラもまた、ペルソナだし、

自然だと思っていたあり方も、誰かが「君は〇〇だね」と言い当てられると、ペルソナ化する感じがある。

過去の自分に縛られることもある。

一度、俳優として出てしまうと、人々からそう思われてペルソナ化し、絵を描いても、「絵も描く俳優」と思われる。


そして、また、我々は相手のことをすぐにペルソナで見てしまう。

「あの人はこうだから」というように固定化する。


だが、ペルソナの向こう側に、捉えきれない無限の顔を見るのがレヴィナスという哲学者が示唆したこと。

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