「人間は考える葦である」パスカル
「大方の人間は考えていない猿である。正確には、大方の人間は浅いところまでしか考えていない。そして、この考え自体が浅い。私もそう深くは考えていないで適当に言ったのである。」
カイン
もちろん、哲学に携わらない人でも常日頃から考えています、瑣末なことを。
誰かに向かって「君は考えていない」と言うとは、言った人が思う「考えるべきことを考えていない」というのが含まれているように思われます。
哲学に携わっていても、カントやらニーチェやらについては考えても、それを自分の人生に引き寄せたり、もっと重要なことについては考えていないかもしれない。
しかし、重要なことというのは人によって変わる感じもします。もちろん、ある程度は絞られますが。
考えるべきことはある人にとっては「自分の家族」について考えることなのかもしれないし、将来の身の立て方かもしれない。しかしそうすると、国家のことか、地球のことかは大き過ぎるがゆえに考えても意味のないことかもしれません。しかし、別の人にとっては逆で、そんなに身近なことよりも、国家のこととか地球のことを考えるべきと思うかもしれない。など
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