2010年9月14日火曜日

ヒーローの在り方(ヒーローズを観て)

スパイダーマンは「大いなる力には大いなる責任が」という言葉に代表されるように友情や愛情や家族愛などの個人的な感情と正義との葛藤を描いている。
一方で最近見た「ヒーローズ(アメリカのテレビドラマシリーズ)」のヒーロー達は全く自分勝手だ。自分の個人的個別的感情や野望から動いている。ただし、善と悪の違いは悪は「一番になりたい」というエゴに基づき、善は「家族を守りたい」という家族愛に基づいている。その点からみれば、家族愛とエゴとの対立であるとも見られるが、ヒーローは家族愛よりも正義を優先しなければならないのではないのか?
その点で唯一ヒロだけがその正義の自覚をもっているように思われる。
ところでアメリカ映画は家族愛に基づくものが多い。恋愛映画でさえ、最後には家族愛につながってしまうようである。個人主義であるだけに、重要なのだろうか。日本ではその逆である。ただし、日本の方が家族愛を描くのがうまい。

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