ねむってはいけないときには、ねむってしまうのに
ねむりたいときには、ねむれない
そんなときの 空白... 空白... 空白...
ふいに虚無が襲ってくる。わけもなく...
眠りへいざなう虚無は心地がよい
眠らせない虚無は心苦しい
何もない空虚な宇宙
それでいて、ものすごく大量につまっている宇宙
地球上のひとりひとりがそんな宇宙をかかえているのだ―
だから幸福なのだ―だから不幸なのだ―
さびしく笑って しあわせに泣く
なぜ?何に対して?
...なんにも
孤独であって孤独でないそういうのが人間だ
何もない空虚な宇宙
それでいて、ものすごく大量につまっている宇宙
広すぎる宇宙は狭すぎたんだ
大宇宙のひとつひとつが また、そんな宇宙をかかえているのだ
ぼくには重すぎる
眠りへいざなう虚無は心地がよい
意識まではが虚無化していく
透明な虚無..
重すぎる宇宙は軽すぎた
もう何も感じない
ぼくの 存 在 すら...
きみの 存 在 さえ...
お・や・す・み
0 件のコメント:
コメントを投稿