2021年6月14日月曜日

自分自身の感情を見つめてみよう!?

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

僕は、最近、ある本を読んで、こんな一節が気になったので、書き留めてみました。







要するに、フッと起こってしまった自分自身の中にある気持ちを、見つめてみるのは大事なんだということです。


あなたは自分の中に起った否定的であれ、肯定的であれ、さまざまな気持ちを見つめてみて、ごまかさずに言葉にできますか?


例えば、自分の気持ちに(誰かに対して)「死ね」とか「殺してやりたい」といった暴力的な感情があったりしてびっくりすることもある。そんなに自分は悪いやつだったのかと。


でも、多くの人は「自分は人に対して「死ね」なんて思っていない良い人です」って思いたいから、そういう感情を殺してしまうのです。


もしかしたら、ある感情、例えば「怒り」を自分で認められずに、今までは、自分が怒っていることに気が付かなかったのかもしれない。見ないふりをしてきたのかもしれない。


そうすると、ストレスが無意識のうちに溜まって、いつかなんでもないきっかけで吹き出してしまいます。それがキレるってことかもしれません。


あるいは、二百年前のヨーロッパの多くの裕福な女性は「エッチなことしたい」という気持ちを「貞淑な女性がそんなこと思ってはダメだ」と心のなかに押し込めてみないようにした結果、多くの女性がヒステリーという病気になってしまった。


自分だって、人を殺したいと思うこともあるし、エッチなことをしたくなることだってあるかもしれない。


質問者

つまり、そういう気持ちが生まれたとしても、押し殺さずにどこかに吐き出した方が良いってことでしょうか?


うーむ。実は吐き出してしまったり、行動に映してしまうよりも、「私はどうしてこんな気持ちになったのか?」「この気持ちは何なのか?」を見つめてとにかく言葉にしてみるというのが大事だと思います。そうやって自分がどんな人間なのかを探っていく。


質問者

何があったから自分はこんな気持ちになったのかを思い返すってことですね!

自分を責めるというよりは、何がそうさせたのかを考えるべきって意味だ!ちょっと分かった気がします


そうそう。自分を責めるのではなく、自分に起ってしまった感情を解消するためにあれこれするよりも前にまずそんな感情を持った自分について知る。そうすると、自然と解決策も思い浮かぶかもしれません。その気持ちになった原因がわかっているから、解決策に至りやすいのかもしれません。








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